かけがえのない バッグ
2015.11.14 Sat.
わたしには 宝物のバッグがある
素敵なストーリーの詰まった 心から愛する バッグ
クロコの型押しで ハンドルは長め
重たい書類を入れたときは 肩からも掛けられ
クラシックで どんなコーディネートにもマッチする
すごく重宝なバッグ
もう6年以上愛用している
日本のセレクトショップで初めて見かけたとき、バリエーションをたくさん見てみたいから、
最初のひとつはブランドの現地本国で買おうと心に決めていた
J&M Davidson
デザイナー、John & Monique のバッグだ
ご夫婦でデザインをされている 英国のブランドで
イギリス人のご主人がバッグのデザイン、フランス人の奥様がお洋服のデザインをなさっている
ふとしたロンドンの旅で ジョンとモニークのお店を訪れる機会がついにやって来た
期待を胸に秘めつつ GOLBORNE ROADにある 彼らの小さなアトリエ 兼 ショップへ
本当に彼等らしい、英国とフランスの 融合の世界
清潔で シンプルで ナチュラルで そして上質な香り
高鳴る胸を抱いて ショップのドアを開けた
日本人スタッフの 丁寧な対応に まず心を奪われた
私が、日本で見たときからずっと欲しかったけれど、まず最初のひとつは
革を確かめ、生み出されたアトリエの雰囲気を感じながら このお店で買いたかった、と告げると
なんと、スタッフがデザイナーのモニークを呼んできてくれた
ものすごく上品なフランスマダムで、わたしは緊張しながらも 精一杯の気持ちをこめて
お二人の製品への賛辞と 本当にお会いできて光栄なことを伝えた
すると彼女は にっこりと笑って “ あなたの ファーストバッグは グレージュがいいわ ” と勧めてくれた
もちろんわたしは 彼女のおすすめの そのバッグに決めた
すると、モニークが ご主人のジョンを呼びに アトリエへ ・ ・ ・
いつもお忙しいお二人が アトリエに揃っていることは 本当に珍しいのだそう
英国紳士らしい顔立ちのジョンが ブルーの仕立ての良いシャツを着て、
満面の笑みを浮かべながら 地下のアトリエから上がってきた
是非一緒に お二人と写真を撮らせてほしい! とお願いすると、
ジョンは失礼があってはならないと ネイビーのジャケットを羽織るためにアトリエに降りて行った
本当に 本当に ものすごく素敵なお二人にお会いできた感動と、お二人の物をつくる愛情の深さに 感銘を受けた瞬間、
私はこのブランドをこれからも ずーっと愛し続けるだろうなと思った
今では、日本各地のセレクトショップで見ないことはないくらい 有名なブランド
別れのとき、ジョンにひとつお願いをした
そう、世界に一つだけ、私だけのバッグにするための おまじない
サイン だ
ジョンは こんなサインをするのは初めてだから、緊張すると言って 笑った
そんなジョンに モニークも 嬉しそうだった
沢山のストーリーが詰まった わたしのバッグ
バッグという存在だけでなく、その作り手の想いも一緒に いつも持ち歩いている
バッグがくれた かけがえのない出逢い
ステキな製品には 作り手の魂が 宿っている
宝物のバック、映画のストーリーを彷彿させるようなメッセージに感動しました。
果たして、私は祐希子さんのように熟慮した上で購入しているのかな…と振り返ってみました。反省です。
ブランドの礎の凄さと素晴らしさを改めて気付かせて頂いたエピソードでした。
作り手の思い入れや魂のこもった品々を大切にしていかなければと思います。
素敵なサイン入りのお写真もありがとうございました!
kakoponさま
コメントありがとうございます!
とんでもありません!!熟慮というよりは、タイミングとご縁だと思っています。現に飛びついて買ったものも実はたくさんありまして・・・汗
そんな中にもやっぱり買って良かった、うーん、これはすぐに使わなくなるかも・・・があります。でもこれから先も同じ失敗を繰り返しながらも、オシャレを楽しんでいけたらなぁと
思っています(#^.^#)いつも温かいエールをいただき本当にありがとうございます♡